デニム中毒者のたわごと

『文藝月光』&poetry

おはよう!

 
谷川俊太郎さんの詩集に『朝』というのがあるんですが、その中からズバリ「朝」という詩を紹介します。

 
      朝


また朝が来てぼくは生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が陽だまりに寝そべってるのを

百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
当たり前の所のようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ

いつだったか子宮の中で
ぼくは小さな小さな卵だった
それから小さな小さな魚になって
それから小さな小さな鳥になって
それからやっとぼくは人間になった
十ヶ月を何千億年もかかって生きて
そんなこともぼくら復習しなきゃ
今まで予習ばっかりしすぎたから

今朝一滴の水のすきとおった冷たさが
ぼくに人間とは何かを教える
魚たちと鳥たちとそして
僕をころすかもしれぬけものすら
その水をわかちあいたい



+++++

谷川俊太郎さんといえば、こんなドラマを思い出しちゃいますね。



『高原へいらっしゃい』という1976年のドラマです。脚本は敬愛する山田太一さんでした。

主題歌の詞はもちろん谷川さんで、曲と歌が小室等さんです。
いいドラマだったということだけ覚えています(笑)

たしか、何年か前にもリメイクで放映されたんじゃなかったかな?
そちらは観ていないので比較できないのが悔しいですけど、おそらく……とは思います。

+++++

懐かしいところでは、ビージーズのMorning Of My Lifeなんかもいいですね。



これ1972年に公開された『小さな恋のメロディ』の冒頭なんですよね。

チャリンコを飛ばして映画館まで行ったことを思い出しますね(笑)

ということで、トレイラーもどうぞ。



あれ? 肝心のラストシーンがないじゃん!

ということで、こちらをどうぞ。



+++++

ネイティブ・アメリカン(チェロキー族)のMorning Songです。



大好きなんですよね。彼らの一員として、この世に生を受けたかったくらいに、です。

+++++

最後に、また谷川俊太郎さんに登場していただきましょうか。

俊太郎さんの詩と、息子である谷川賢作さんのピアノと、ayakoさんの朗読のコラボが素晴らしいCMです。




おはよう。 真新しい朝が、またやってきます。


おはよう!


みなさん、今日も素晴らしい一日を♪







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~ Comment ~

1976 

奇遇にもさっきまで、
DVDで長谷川和彦の 青春の殺人者 観てました(^^)
アノ時代◎

昨日は好天につき
ほのぼの湯まで歩いて行ってきた(笑)
金沢市住民だけど
忠誠心は内灘w

。。残り半年あまりの実家暮らし、
満喫しますたい!
<左門じゃねーし(笑)

ゴジさん 

電気屋さん、こんばんは^^

>奇遇にもさっきまで、
DVDで長谷川和彦の 青春の殺人者 観てました(^^)
アノ時代◎

そうですか^^
当時のゴジさんの映画は良かったですよね。とりわけ『青春の殺人者』にはボクも思い入れがあります。仲間たちと8㎜映画も撮っていましたからね。それにしても、今観たら、水谷豊さんも原田美枝子さんも若いんだろな(笑)

>昨日は好天につき
ほのぼの湯まで歩いて行ってきた(笑)
金沢市住民だけど
忠誠心は内灘w

一瞬海の辺りかと思ったんですけど、遠くの方ですよね、「ほのぼの湯」って。だとしたら往復で10㎞以上あるんじゃないですか?
スゲェ・・・

>。。残り半年あまりの実家暮らし、
満喫しますたい!
<左門じゃねーし(笑)

その後の予定はどうなっているんでしょ?

No title 

 おはようございます。
 昨日、あのロビー・ロバートソンの『ネイティブアメリカンズ』を聴いていたところです(笑)。
 ネイティブアメリカンには大好きなミュージシャンが何人かいるのですが、確かリタ・クーリッジも姉妹で音盤を出していましたよね。
 さて、もう1人の谷川、難解王の谷川雁の『雲よ』も大好きなので、お忙しいでしょうが、ここにコピペさせていただきます。
 わたしにとって、長く、朝を感じてきた作品です。

『雲よ』
雲がゆく
おれもゆく
アジアのうちにどこか
さびしくてにぎやかで
馬車も食堂も
景色も泥くさいが
ゆったりとしたところはないか
どっしりした男が
五六人
おおきな手をひろげて
話しをする
そんなところはないか
雲よ
むろんおれは貧乏だが
いいじゃないか つれてゆけよ 

奇遇パート2 

およよっ

昨日、谷川氏の「朝」という詩を読んだばっかりです。
『これが私の優しさです』(ピックアップしてあるやつ)なんですが。
詩はいいですねえ。自分なりでありますが、解釈できたときのあの感触がたまらんですっ。

シンクロニシティ 

ワタナベさん、こんにちは^^

>昨日、あのロビー・ロバートソンの『ネイティブアメリカンズ』を聴いていたところです(笑)。

つづきますねぇ~(笑)

>ネイティブアメリカンには大好きなミュージシャンが何人かいるのですが、確かリタ・クーリッジも姉妹で音盤を出していましたよね。
 
はい。どちらも聴くと、呼吸がラクになるのが分かります。とても澄み切った(かつ濃厚な)空気を運ぶ風を感じるんですよね。

>さて、もう1人の谷川、難解王の谷川雁の『雲よ』も大好きなので、お忙しいでしょうが、ここにコピペさせていただきます。
 わたしにとって、長く、朝を感じてきた作品です。

素晴らしい詩の紹介に感謝いたします。
谷川雁さんのお名前は存じていましたが、今まで、まともに拝見したことがなかったので、これを機会に触れてみようと思います。

ありがとうございました。

シンクロニシティ2 

まおまおさん、こんにちは^^

>およよっ

昨日、谷川氏の「朝」という詩を読んだばっかりです。

不思議なものですね(笑)これだから世界は面白いです。いろんなところで、いろんなことが繋がっているんですからね。

>『これが私の優しさです』(ピックアップしてあるやつ)なんですが。
詩はいいですねえ。自分なりでありますが、解釈できたときのあの感触がたまらんですっ。

はい。極限まで言葉を選択したものが「詩」ですから、よりダイレクトに(かつ個別に)作用すると思います。
で、これもまた「感じたこと」が、絶対的に正しいんです(リアルタイムでね)。

そして、そういう感情も、読み返す度に変化するし、その都度変化することもまた、すべて正しいんです。

つまり、感じたもの勝ちなんですよね^^
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