【 2014年08月 】
- 08.04. 【 Literature 】 30年前の肉声 その51 さわりを読む▼
30年前の肉声 その51
2014.08.04【 Literature】
「村上春樹&中上健次対談」の続きです。春樹 小説を守ろうとする意識が全然違うと思うのですね。守られた小説は日本に存在したし、誰も有効には壊せなかったから。中上 意図的に守られてきたからさ。文学の領域じゃなくて別なもので守られてるから……。春樹 龍の『コインロッカー・ベイビーズ』は非常に面白かったけど、あれは急に物理的に壊したところがあって。小説の解体よりは状況の解体のほうが強いですね。あの人の場合は...全文を読む
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